中秋の名月とは何ですか?中秋の名月とは何です

中秋の名月とは何ですか?中秋の名月とは何ですか? まず十五夜ですが、これは旧暦15日の夜、およびその夜の月のことです。

 

旧暦は、新月(朔)のある日を1日(朔日)として、1ヶ月を29日か30日とします。

月の満ち欠け(朔望)の周期は約29.53日で、旧暦1日(朔日)の何時頃が新月(朔)であるかにもより、満月(望)は旧暦14日〜17日のあいだにあたります。

 

したがって、十五夜は必らずしも天文学的な満月(望)とは限りませんが、ほぼ満月にはなります。

 

また、旧暦では8月の異称を「仲秋」といい、その真ん中の日である8月15日を「中秋」といいます。

この中秋の日である旧暦8月15日の十五夜の月が「中秋の名月」です。

 

俳句などで「十五夜」というときは、旧暦15日のなかでも、とくに旧暦8月15日の「十五夜」、「中秋の名月」のことをいいます。

 

 

旧暦では二十四節気秋分(新暦9月23日前後)を含む月が8月と決まっているので、

秋分新暦9月22日=旧暦8月30日の年なら新暦9月7日=旧暦8月15日

秋分新暦9月24日=旧暦8月1日の年なら新暦10月8日=旧暦8月15日

となるため、旧暦8月15日の中秋の日は新暦9月7日〜10月8日頃にあたります。

ちょうど芋の旬の時季であり、中秋の十五夜に、その収穫を感謝して新芋をお供えしたことから、「十五夜」の「中秋の名月」を「芋名月」ともいいます。

 

十五夜」「中秋の名月」といえば「月見」で有名ですが、これは収穫を感謝する祭事と月を観賞する習慣があわさってできた行事のようです。

また、日本では「十五夜」の月見の他に旧暦9月13日の「十三夜」に二度目の月見をする風習があります。

 

旧暦では霜降(新暦10月23日前後)を含む月が9月と決まっていて、

霜降新暦10月22日=旧暦9月30日の年なら新暦10月5日=旧暦9月13日

霜降新暦10月24日=旧暦9月1日の年なら新暦11月5日=旧暦9月13日

となるため、旧暦9月13日の「十三夜」は新暦10月5日〜11月5日頃にあたります。

この「十三夜」は栗や豆をお供えしたことから「栗名月」「豆名月」といいます。

また、「十三夜」は満月の少し前でちょっと欠けた姿が栗に似ているから「栗名月」という説もあるようです。

 

 

2009年10月3日(土)は旧暦8月15日の中秋の日であり、十五夜中秋の名月ですが、天文学的な満月(望)は10月4日(日)の旧暦8月16日の15時10分となります。

 

ただし、この満月(望)の時間±約13時間前後の約26時間はほぼ満月に見えますので、10月3日の深夜26時頃(日付は10月4日の02時頃)から満月に見えると思います。

 

また、昔は夜中の24時(00時)ではなく日出の時間で日付を区切っていたので、10月4日(旧暦8月16日)の日出までは10月3日(旧暦8月15日)の夜、つまり十五夜中秋の名月です。

 

 

 

お月見 | 十五夜 レシピ 2009 All About

 

 

十五夜 - 歳時記 - 保護者 - キッズgoo

 

 

月見 - Wikipedia

%E6%9C%88%E8%A6%8B

 

国立天文台 暦要項 平成21年(2009)の朔弦望

 

 

こよみのページ 月齢カレンダー

 

 

西暦→和暦変換&日本史雑学カレンダー

とても詳しくありがとうございました!