製造間接費勘定とそれに伴うT勘定について質問

製造間接費勘定とそれに伴うT勘定について質問です。申し訳ございませんが、教え...製造間接費勘定とそれに伴うT勘定について質問です。申し訳ございませんが、教えていただけないでしょうか? 直接作業時間を基準に製造間接費を予定配賦しており、年間の予定直接作業時間は36,000時間で、製造間接費予算額は¥25,200,000です。

原価計算期間は暦日の1ヶ月に対し、給与計算期間は前月の26~25日です。

 

1)補助材料の当月消費高

 補助材料の月初有高¥300,000 当月仕入高¥1,000,000 月末有高¥400.000

2)間接工費及び給料の当月消費額

 前月未払額¥180,000 当月支払額¥520,000 当月未払額¥160,000

3)機械減価償却費、当月分¥150,000を間接法で計上

4)仕掛品に対し、製造間接費を予定配賦。当月の作業時間は、2,700時間

5)月末に、製造間接費配賦差異を計上。当月の実際製造間接費は、上記1)~3)のほか、¥250,000の間接経費あり

6)製造間接費のT勘定1)補助材料の当月消費高

T勘定を使用すると、借方には月初有高と当月仕入高、貸方には当月消費高と月末有高を記入します。

貸借は等しくなる訳ですから、

月初有高+当月仕入高=当月消費高+月末有高となります。

つまり、

300,000+1,000,000= 当月消費高+400,000です。

従って、当月消費高は900,000円となります。

 

2)間接工費および給料の当月消費額

T勘定を使用すると、借方には前月未払額と当月消費額、貸方には当月支払額と当月未払額を記入します。

前月未払額+当月消費額=当月支払額+当月未払額

180,000+当月消費額=520,000+160,000

従って当月消費額は500,000円となります。

 

3)機械減価償却費は150,000円

 

4)予定配布した製造間接費の額

まず、製造間接費予算額は25,200,000円、年間予定作業時間は36,000時間ですから、製造間接費の予定配賦率は

25,200,000÷36,000=700円/時間です。

当月の作業時間は2,700時間ですから、製造間接費の配賦額は

700円/時×2,700時間=1,890,000円となります。

 

5)製造間接費配賦差異

1)〜3)の合計と250,000円の間接経費を合計すると、製造間接費実際発生額は

900,000円+500,000円+150,000円+250,000円=1,800,000円

製造間接費配賦差異=予定配賦額-実際発生額=1,890,000-1,800,000=90,000円(貸方差異)

 

6)製造間接費のT勘定

製造間接費の借方には実際発生額および配賦差異を記入します。

つまり、

(材料)900,000

(賃金)500,000

(経費)400,000

(製造間接費配賦差異)90,000

となります。

 

そして、貸方には予定配賦額1,890,000を記入して完成です。大変丁寧な説明ありがとうございました