ソニーとマイクロソフトの提携おもしろい 次のターゲットはゲーム市場かな

ソニーマイクロソフトの提携おもしろいわな
インタネットの覇者、動画サービスの覇者
すくなくともこれらのプレイヤーが出そろってきた中
次のターゲットはゲーム市場ということなんだろうね

ゲーム機市場における「競争環境」の変化
今回の提携で、両社はクラウドゲーミングを提供する基盤技術を共同で開発する。プロジェクトがうまく進めば、ソニーが将来提供するクラウドゲーミングサービスはマイクロソフトクラウドプラットフォームを使って提供されるようになるだろう。


クラウドゲーミングはハードウェアの普及を前提としないため、ゲームコンテンツへの投資成果次第で、すでに普及したゲーム機ブランドを持つ他社を逆転できる可能性を秘めている。

ソニーマイクロソフトは、それぞれにゲーム機ブランドと“地続き”のクラウドゲーミングサービスを立ち上げていき、各々が得意とする“専用ハードウェアを基盤とするゲーム環境”と”クラウドゲーミング環境”を融合させ、同じコミュニティーの中で行き来しながら遊べるようにしていくだろう。

http://nasdaqchart.com/nasdetail/MSFT

ゲーム機市場は成熟が進み、第8世代(PS4Xbox Oneなどの世代)以降はまったく新しいゲーム環境へと刷新させるのではなく、同じゲームタイトルを共有しながら、段階的に処理能力を向上させることで刷新する手法が採用されるようになってきた。

例えば、PS4には能力向上で4Kに対応するPS4 Proという派生モデルが登場。プレイステーション5は、PS4 Proの性能をさらに向上させた上位互換のハードウェアになるとみられている。

ゲームタイトルも、各ゲーム機メーカーが直接投資をした一部タイトルを除けば、高騰する開発費回収の枠組みとしてどのゲーム機でも遊べる“マルチプラットフォーム”が主流になっている。

そうした中で、ゲーム機プラットフォームを持つ各社競争力の源泉は、ハードウェアプラットフォームの優劣だけではなく、PlayStation NetworkPSN)やXbox Liveといったネットワークゲームを遊ぶためのコミュニティーへと徐々に変化している。

提携の背景には、それぞれが持つゲームユーザー同士を結び付けるコミュニティーサービスを、クラウドゲーミングの時代へと速やかに拡大していくことが重要とみたからだろう。

クラウドゲーミングに関しては、グーグルだけでなくアマゾンの参入も可能性としてあるだろうが、さらに長期的にみれば中国にも競合が生まれていく可能性がある。前述したように特定のハードウェア普及を前提としないためだ。

モバイルゲームとゲーム専用機では、ゲームタイトルの作り方や課金手法なども異なるが、モバイルゲーム大手のテンセント、クラウド分野ならばバイドゥなどが競合になっていく可能性もあるだろう